明治8年から今日まで。その役割を終えて更地になりました
笠島守の拾ってきた家
100年以上もの間、
何度となく大きな地震に耐え、
豪雪の重みにも耐えてきた古民家。
すばらしい古材だけを残し、その役割を終えました。
実は古材は新しい木材より強いんです。
古材は長い時間をかけて強度を増していく「天然乾燥材」で、
たとえば樹齢100年のヒノキなら、
伐採されてから100年後が最もひっぱり強度・圧縮強度が増しています。
その後はゆるやかに強度が減少し、
300年を経過すると伐採時と同程度の強度に戻るという研究結果も。